ビットコインのリアルタイムチャートと今後の相場予想

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

ビットコインの価格は2017年12月には、230万円台を記録ましたが、その後、大きく値を下げ、2018年2月6日には、60万円台になりました。

しかし、本稿執筆時である2018年2月10日現在は90万円台にまで回復し、今後も徐々に値を戻すことを複数の専門家が予想しており、買い時といえそうです。

値上がりが予想されているとはいえ、必ず値上がりする保証はなく、投資はあくまで自己責任です。

ビットコイン取引で利益を得るためには、チャート分析や専門家の相場予想等を元に自分なりの相場予想をもつことが重要です。

なお、チャートを分析した結果、値下がりが予想されたとしても、投資を諦めることはありません。

ビットコインを持っていなくても、ビットコインを先に売って、値下がりしたところで買い戻すという方法もあります。

そうすると、売ってから買い戻すまでの値下がり分が利益になります。

このページが、あなたがビットコイン投資で利益を上げるための参考になれば幸いです。

ビットコインのチャート

チャートとは?

ビットコインのチャートを見る前に、チャートとはそもそも何でしょうか?

チャートとは、一般的には、情報を視覚的に表示した図や表や等のことで、株式や為替や金融商品の相場を観測するために価格推移をグラフにしたものもチャートと呼ばれます。

ビットコインのチャート

それでは、ビットコインのチャートを見てみましょう。




チャートの見方

このチャートはリアルタイムで更新されます。

縦軸の緑地に白抜きの数字が現在のビットコインの円建ての現在価格です。

数字が変化しているのがわかりますね。

なお、このチャートは国内で最も取引量の多いbitFlyer(ビットフライヤー)のチャートで、価格は取引所ごとに異なります。

チャートの見方について説明します。

株式、為替および金融商品のチャートと同様に、ビットコインのチャートもローソク足(あし)を使って表されます。

馴染みのない方は、折れ線グラフの方が見やすいでしょう。

表示の変更方法は、上のキャプチャ画像を参考にしてみてください。

折れ線グラフに変更する場合は、トップツールバーの中のバーのスタイルを変更する下矢印アイコンを押します。

そうすると、プルダウンでいくつかの選択しが表示されるので、「ライン」を選択します。

また、表示期間を変更したい場合は、ボトムツールバーの「日付範囲」を押し、希望する表示期間を選択します。

ビットコインの相場予想

チャートを分析して直近の相場の予想するテクニカル分析という方法があるのですが、初心者には難しいので、ここでは、専門家等によるビットコインの長期の相場予想を紹介します。

The Economy Forecast Agency の相場予想

海外の投資情報サイト「The Economy Forecast Agency」(ザ・エコノミー・フォーキャスト・エージェンシー)のビットコインの相場予想を紹介します。

日別のこの先1か月間の予想と、月別のこの先1年間の予想があります。

これまでの値動きを元に今後の値動きを算出する予想方法を取っているようで、イベント等の材料には基づいていないようですので、参考程度にみておきましょう。

まず、日別の予想から紹介します。

記事執筆日から1か月後までの予想は次の通りです。

日付 曜日 最安値(円) 最高値(円) 平均(円)
2月9日 823,148 947,062 885,105
2月12日 833,022 958,424 895,723
2月13日 909,566 1,046,490 978,028
2月14日 764,821 879,955 822,388
2月15日 698,734 803,920 751,327
2月16日 724,713 833,809 779,261
2月19日 725,532 834,752 780,142
2月20日 625,300 719,432 672,366
2月21日 653,324 751,674 702,499
2月22日 565,287 650,385 607,836
2月23日 540,373 621,719 581,046
2月26日 547,292 629,680 588,486
2月27日 548,472 631,038 589,755
2月28日 554,505 637,979 596,242
3月1日 589,782 678,566 634,174
3月2日 578,076 665,098 621,587
3月5日 537,411 618,311 577,861
3月6日 508,137 584,631 546,384
3月7日 541,463 622,973 582,218
3月8日 547,155 629,523 588,339
3月9日 553,654 637,000 595,327
3月12日 559,543 643,775 601,659
3月13日 470,016 540,772 505,394
3月14日 454,742 523,198 488,970

次に月別の予想を紹介します。

年月 最安値(円) 最高値(円) 平均(円) 現在価格からの値上がり率
2018年2月 554,505 1,132,838 596,242 -47%
2018年3月 465,784 596,242 500,843 -55%
2018年4月 391,258 500,843 420,708 -62%
2018年5月 420,708 522,182 488,021 -56%
2018年6月 488,021 605,731 566,104 -49%
2018年7月 566,104 702,649 656,681 -41%
2018年8月 577,853 664,841 621,347 -44%
2018年9月 621,347 771,216 720,763 -35%
2018年10月 720,763 892,805 834,397 -25%
2018年11月 834,397 999,873 934,461 -16%
2018年12月 934,461 1,159,853 1,083,975 -3%
2019年1月 1,083,975 1,345,430 1,257,411 13%
2019年2月 1,049,507 1,257,411 1,128,502 1%
2019年3月 1,128,502 1,400,696 1,309,062 17%
2019年4月 1,174,336 1,351,118 1,262,727 13%
2019年5月 1,262,727 1,567,296 1,464,763 31%
2019年6月 1,464,763 1,796,124 1,678,621 51%
2019年7月 1,678,621 2,083,504 1,947,200 75%
2019年8月 1,881,768 2,165,044 2,023,406 82%
2019年9月 1,761,794 2,027,010 1,894,402 70%
2019年10月 1,609,693 1,894,402 1,730,853 55%
2019年11月 1,730,853 2,148,334 2,007,789 80%
2019年12月 2,007,789 2,492,067 2,329,035 109%
2020年1月 2,197,039 2,527,777 2,362,408 112%
2020年2月 2,079,138 2,392,126 2,235,632 101%
2020年3月 2,235,632 2,675,690 2,500,645 124%
2020年4月 1,993,391 2,500,645 2,143,431 92%
2020年5月 2,143,431 2,551,541 2,384,618 114%
2020年6月 2,384,618 2,959,788 2,766,157 148%
2020年7月 2,766,157 3,433,354 3,208,742 188%
2020年8月 3,015,179 3,469,077 3,242,128 191%
2020年9月 2,532,751 3,242,128 2,723,388 144%
2020年10月 2,723,388 3,190,257 2,981,549 168%
2020年11月 2,981,549 3,619,462 3,382,675 204%
2020年12月 3,169,087 3,646,153 3,407,620 206%
2021年1月 3,042,828 3,500,888 3,271,858 194%
2021年2月 2,922,007 3,361,879 3,141,943 182%
2021年3月 3,141,943 3,899,780 3,644,654 227%
2021年4月 2,847,203 3,644,654 3,061,509 175%
2021年5月 2,417,589 3,061,509 2,599,558 133%
2021年6月 2,599,558 3,226,571 3,015,487 171%
2021年7月 2,500,679 3,015,487 2,688,902 141%
2021年8月 2,110,092 2,688,902 2,268,916 104%
2021年9月 1,783,284 2,268,916 1,917,510 72%
2021年10月 1,637,045 1,917,510 1,760,263 58%
2021年11月 1,640,604 1,887,576 1,764,090 58%
2021年12月 1,764,090 2,189,588 2,046,344 84%
2022年1月 1,870,144 2,151,672 2,010,908 80%
2022年2月 1,570,922 2,010,908 1,689,163 52%
2022年3月 1,319,574 1,689,163 1,418,897 27%

いかがでしょうか。

直近の値動きについては、弱気の予想となっていますね。

専門家の相場予想

専門家の中には強気の予想を立てている人もいます。

アメリカCNBCの仮想通貨番組「クリプト・トレーダー」の司会者ラン・ニューナー氏と仮想通貨取引所「ゲートコイン」のトーマス・グラックスマン氏は、ビットコイン価格が今年中に5万ドル(約545万円)に達すると予想しています。

ビットコイン関連の職業についている2人なので、ポジショントークの向きもあるでしょうから、参考程度に留めておくべきでしょう。

一方で、弱気な予想を立てている専門家もいます。

コスタリカの資産管理会社「ミレニアアセットマネジメント」のファンドマネージャーは、2500ドル(約27万円)以下まで下がると予想しています。

ビットコインは今後どうなる?

ビットコインの相場予想を紹介しましたが、上がると予想する人もいれば、下がると予想する人もいて、何とも言えませんね。

そこで、ビットコインを巡る今後の動きを紹介します。

今後の動きから、ある程度、自分でも相場を予想できるようになるとよいでしょう。

相場を下げる可能性があるニュースと、相場を上げる可能性があるニュースに分けて、それぞれ紹介します。

相場を下げる可能性があるニュース

中国、インドにおける規制強化

中国やインドで規制が強まるものと思われます。

中国では、現在、香港を除いて仮想通貨の取引が禁止されています。

しかし、香港や中国国外の取引所を使えば中国人も取引することは可能です。

しかし、今後は、中国国外であっても取引を禁止するようになるのではないかと予想されています。

また、インドについても何らかの規制が行わるのことが予想されています。

ビットコイン決済の受付終了

ビットコインで決済するシステムを運営していたアメリカのストライプ社は、ビットコイン決済の受付を終了することを発表しました。

ストライプ社以外にもビットコイン決済を中止したり、計画を見合わせたりする企業が出てきており、今後のビットコイン決済の普及は鈍ると思われます。

クレジットカードでのビットコイン購入の禁止

アメリカでは、バンク・オブ・アメリカ等の主要銀行が、クレジットカードで仮想通貨を購入することを禁止しました。

この動きはイギリス、日本にも波及しています。

相場を上げる可能性があるニュース

様々な投資家参入の可能性

ビットコインの価格がいったん下落したことで、ビットコイン取引を見合わせていた投資家が参入しやすい状況が整ってきました。

新たな投資家の莫大な資金がビットコイン市場に流れ込めば、相場が押し上げられる可能性があります。

ビットコインETF

ETFとは、Exchange Traded Fundsの略で、上場投資信託と訳されます。

上場投資信託の上場とは、私設の仮想通貨取引所への上場のことではなく、アメリカ連邦政府公認の金融商品の取引所への上場を意味します。

ビットコインETFとは、公的な取引所にビットコインの値動きに連動した金融商品を上場することを意味します。

機関投資家は、顧客の資産を運用するため、私設の仮想通貨取引所のような政府のお墨付きがないところに顧客の資産を預けて運用することはできません。

その点、ビットコインETFが実現すれば、機関投資家がビットコインに投資することが可能にります。

既に、昨年12月に先物市場への上場は果たしていますが、先物市場は限月といって期間限定の運用なので、長期間腰を据えて運用することができません。

ETFが実現すれば、機関投資家の長期投資の資金をビットコイン市場に取り込むことができ、先物上場以上のインパクトがあるものと考えれます。

ビットコインチャートアプリ

このページのチャートはスマートフォンでも見られるので、ホーム画面にショートカットを作成したり、お気に入りに保存する等して、いつでも開けるようにしておくとよいでしょう。

しかし、外出先でチャートを確認する時に、いちいちブラウザを立ち上げるよりも、ホーム画面上で確認できたほうが手軽でしょう(電池の減りに注意が必要ですが)。

以下では、スマートフォンのホーム画面でリアルタイムチャートを確認できるアプリを紹介します。

Bitcoin Ticker Widget

最もおすすめのアプリは「Bitcoin Ticker Widget(ビットコイン・ティッカー・ウィジェット)」です。

Bitcoin Ticker Widgetは、iPhoneでもAndroidでも無料で使えるチャートアプリです(一部機能は有料)。

ちなみに、tickerは英語で相場表示機という意味です。

ビットコインだけでなく、草コインと呼ばれるあまり有名でない仮想通貨のチャートにも対応しています。

日本語には対応されていませんが、法定通貨を選択できるので、日本円で表示させることができます。

チャートだけでなく、ポートフォリオを管理したり、ビットコインの値動きに関連しそうなニュースも確認することもできます。

ポートフォリオでは、自分の所有する仮想通貨と量を登録して、円換算した時の価格推移等を確認することができます。

取引には対応してしていませんので、アプリで取引を行うためには、後述するアプリをご検討ください。

Bitcoin Ticker Widgeのダウンロードは以下のリンクから可能です。

TabTrader

Tab Trader(タブ・トレーダー)は、取引を行うこともできる完全無料のアプリです。

こちらも日本語には未対応ですが、日本円でのチャート表示は可能です。

最大で11のグラフを一覧表示されることができます。

Tab Traderのダウンロードは以下のリンクから可能です。

なお、連携していない取引所もあるので、利用している取引所が対応されているかどうかについても、上記のリンクからご確認ください。

各取引所のオリジナルアプリ

このほか、取引所の多くはオリジナルのアプリを出しています。

利用している取引所のオリジナルアプリも使ってみるとよいでしょう。

Google PlayやApp Storeで取引所名で検索してみましょう。

イーサリアムのチャート

仮想通貨はビットコインだけではありません。

ビットコインの次に時価総額が高い仮想通貨であるEthereum(イーサリアム)のチャートも紹介します。




ビットコインを取引するには?

ビットコインを取引するためには、仮想通貨取引所に取引口座を開設しなければなりません。

日本円でビットコインを取引できるのは、国内の取引所のみです。

国内に多くの取引所がありますが、中には、金融庁の登録を受けずに暫定的に運営されている取引所も混ざっています。

先月(2018年1月)、仮想通貨の流出事件を起こしたコインチェックも金融庁の登録を受けずに運営されていました。

このような取引所は問題がある可能性があるので、登録されている取引所の中から選びんだほうがよいでしょう。

登録されている取引所には、以下のものがあります。

このリストに含まれていない取引所は、金融庁に登録されていない取引所なので、気を付けましょう。

なお、ビットコインの購入方法については、「一番わかりやすい!ビットコインの得する購入方法・買い方のポイント」も、ご参照ください。






  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*